TypeMapで、バージョン管理するファイルの種別や、排他的編集など属性の設定を行えます。
設定にはp4コマンドラインクライアントを使いますが、その前に、PerforceサーバーがUnicode modeになっている場合、p4コマンドがどの文字コードを使用するか指定しなければなりません。
コントロールパネル > システムとセキュリティ > システム > システムの詳細設定 > 環境変数から「システム環境変数」を設定します。コマンドプロンプトがshiftjisを使用している場合は、変数P4CHARSETに、値shiftjisを設定します。(下図)
次にTypeMapの設定ファイルを開きます。
コマンドプロンプト(管理者)から、以下のコマンドを入力します。
p4 typemap
デフォルト設定だと、メモ帳でTypeMapファイルがオープンされます。
UE4プロジェクトを管理する場合を考慮して、以下のUE4ドキュメントを参考にして設定しました。
# Perforce File Type Mapping Specifications. # # TypeMap: a list of filetype mappings; one per line. # Each line has two elements: # # Filetype: The filetype to use on 'p4 add'. # # Path: File pattern which will use this filetype. # # See 'p4 help typemap' for more information. TypeMap: binary+w //depot/....exe binary+w //depot/....dll binary+w //depot/....lib binary+w //depot/....app binary+w //depot/....dylib binary+w //depot/....stub binary+w //depot/....ipa binary //depot/....bmp binary //depot/....png binary //depot/....jpg binary //depot/....tif binary //depot/....tiff text //depot/....txt text //depot/....ini text //depot/....config text //depot/....cpp text //depot/....h text //depot/....c text //depot/....cs text //depot/....m text //depot/....mm text //depot/....py binary+l //depot/....uasset binary+l //depot/....umap binary+l //depot/....upk binary+l //depot/....udkuassetファイルはbinary+lと設定されているので、バイナリファイルで、排他的(複数同時編集不可)が設定されているのが分かります。+wはいつでも書き込み可という設定です。exeやdllなどは、ビルドによって常に書き換えられるので、このような設定にしておかないといけないようです。
TypeMapの詳しいフォーマットは、以下のコマンドで、
p4 help typemapファイルタイプの一覧は、以下のコマンドで見ることができます。
p4 help filetypes
depotが複数ある場合は、同ファイルに書き足していきます。
0 件のコメント:
コメントを投稿