2012年5月27日日曜日

Unity: iTween Visual Editorで楽々モーションパス制作

iTweenで使用するモーションパスをエディター上で作成するには、iTween Visual Editorを使うのが楽です。マウス操作で直感的にモーションパスを作成できます。

基本的な操作方法は、以下のビデオを見ると理解が早いです。



iTween Visual Editorでモーションパス作成

ここでは、iTween Visual Editorの使い方を追っていきます。
モーションパスはGameObjectにScriptコンポーネントとして組み込みます。

iTween_Path.jpg

GameObjectはなんでも構いません。実際にiTweenで動かすGameObjectでなくてもよく、それこそCameraに組み込んでおいてもいいようです。

iTween Pathを組み込むと、Inspectorに以下のような表示が現れます。
Path Nameはスクリプトからこのモーションパスを検索する時に使用します。任意の名前を記入して下さい。
Node Countはモーションパスを構成する座標の数です。

path_node.jpg

作成したモーションパスの各座標は、エディター上で編集できます。
各座標が、きれいなスプライン曲線で結ばれているのが確認できます。

movepath.jpg

試しに、エディター上で作成したモーションパスで球体を動かし、箱を吹き飛ばすアニメーションを作ってみました。

基本設定はこちらを参考にして下さい。
Unity: iTweenを使ってパス移動する方法

上記の記事のスクリプトを、以下のように書き換えます。
using UnityEngine;
using System.Collections;

public class ScriptBall : MonoBehaviour {
    void Start () {
        iTween.MoveTo(gameObject,iTween.Hash("path",iTweenPath.GetPath("MovePath"),"time",3,"easetype",iTween.EaseType.easeOutSine));
    }
}
iTweenPath.GetPath("MovePath")で、MovePathという名前のパスを検索しています。

実行結果

速攻で作ったので細部は甘いですが、逆に言うとこれぐらいのレベルのものなら10分もあれば作れてしまうのは凄いですね。


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3 件のコメント:

  1. とても魅力的な記事でした!!
    また遊びに来ます!!
    ありがとうございます。。

    返信削除
  2. >初心者の株さん

    こちらこそ御覧いただきまして、ありがとうございますー。

    返信削除
  3. 古い記事への質問ですいません
    これはフリー版のUnityでも動作しますか?

    返信削除

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