AdMob SDK側にテスト用デバイスを登録するシステムがあるので、そちらを利用するのが良いと思います。
テスト環境
- Mac OS X 10.9.5
- Google Mobile Ads SDK 6.12.0 (iOS)
- Google Play Services Rev.17 (Android)
何も対策をしない(ノーマルのまま)で広告を表示すると、SDK(Google Play Services)側が、以下のようなログを出力します。
# iOSの場合 <Google> To get test ads on this device, call: request.testDevices = @[ @"xxxxxxxxxx" ]; # Androidの場合 Ads : Use AdRequest.Builder.addTestDevice("xxxxxxxxxx") to get test ads on this device."xxxxxxxxxx"のところにアプリを実行したデバイスのデバイスIDが表示されます。
広告リクエストするプログラムの中で、このIDを利用しますのでコピーしておきます。
ちなみにこのデバイスIDですが、iOSの場合はUDIDということでは無いのでお間違えの無いように。
広告リクエストのコード修正
iOSの場合は、およそ以下のようになります。"xxxxxxxxxx"の所に、ログに表示されたデバイスIDを入れます。
デバイスIDは配列に複数登録できます。
GADRequest *req = [GADRequest request]; req.testDevices = @[GAD_SIMULATOR_ID, // シミュレーター @"xxxxxxxxxx", // テスト用デバイスID ]; [_adView loadRequest:req];
Androidの場合は、以下のようになります。
こちらも.addTestDevice()メソッドを接続して、複数登録できます。
AdRequest adRequest = new AdRequest.Builder() .addTestDevice(AdRequest.DEVICE_ID_EMULATOR) // エミュレーター .addTestDevice("xxxxxxxxxx") // テスト用のデバイスID .build(); _adView.loadAd(adRequest);
これでテスト用デバイスで広告表示をしようとすると、テスト用のバナー広告が表示されるようになります。
テストモードの時の注意点
このテストモードで実行している時は、サーバー側(AdMob管理画面)で設定したパラメータは無視されているようです。自動更新を「更新しない」に設定していても、テストモードの場合では、定期的(2分ぐらい?)に広告受信イベントが来ました。このあたりは本番環境と違いが生じる可能性があるので、注意しておいた方が良いと思います。
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