2016年2月16日火曜日

[Xcode] Distribution用証明書の発行者が無効と表示されるようになった時の対処法

iOSアプリのArchiveビルドを行い、UploadもしくはValidateしてみると、Missing iOS Distribution signing identity for...というエラーが出るようになってしまった。

missingsigning.jpg

暫く悩んだものの良くわからないので、Distribution用のCertificates(証明書)とProvisioning Profilesを作り直してみたが、それでも同じエラーがでる。


キーチェーンアクセスで証明書をよくよく見てみると「この証明書の発行者は無効です」(英語環境ではThis certificate has an invalid issuerと表示)などど書いてある。このタイプのエラーは初めてだ。
最近のXcodeは賢くなって、証明書が無いと自動で作ってくれるのだが、その証明書さえダメだった。

keychain.jpg

このエラーの気づきにくい点として、有効期限切れの証明書の場合は、リストビューに×アイコンが表示されるので、すぐに気がつくのだが、発行者が無効の場合は、×アイコンは表示されない。証明書を選択しないと、このエラーには気づくことができない。

解決策を求めて検索すると、以下のサイトが見つかった。

これによると期限切れのApple Worldwide Developer Relations Certificate Authority Intermediate certificateが原因のようだ。新しい有効期限のものを入れ直しても期限切れのものが残っていると、それが不具合を引き起こしてしまうらしい。

上記サイトの解決策に従い、キーチェーンアクセスの「表示メニュー」->「有効期限の切れた証明書を表示」を選択し、ログイン項目とシステム項目の中の期限切れの証明書を全て削除してみると、無効と表示されていた証明書が有効になり、XcodeでArchiveをし直し、オーガナイザーからUpload&Validateも正常に出来るようになった。

validcer.jpg

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