2014年8月10日日曜日

cocos2d-xでOrientationの設定を変更する

cocos2d-x v3.2のcocosコマンドで新規プロジェクトを作成すると、デフォルトのOrientation設定は Landscapeモードになっているので、これをPortraitモードに変更する方法を調べました。

iOSではiPhone/iPadのユニバーサルアプリにすることが多いと思うので、iPhoneではPortaitのみ、iPadではPortaitとUpside Downに対応するようにしました。
iPadアプリでは、デバイスを逆さにした時にスクリーンを回転するようにしないと、リジェクトされた苦い思い出があります。

テスト環境
  • Mac OS X 10.8.5
  • cocos2d-x v3.2
  • Xcode 5.1.1 / iOS 7.1 SDK (iOS)
  • Android NDK r9d (Android)


iOSの場合

XcodeのTARGETSをiOSプロジェクトにして、General設定を開きます。
Deployment InfoのDevice Orientationの設定をそれぞれ以下のように設定します。

iPhone設定
iphone.png

iPad設定
ipad.png

次に、iOSプロジェクトのRootViewController.mmを開きます。
その中の、supportedInterfaceOrientationsメソッドの返り値を以下のように変更します。
- (NSUInteger) supportedInterfaceOrientations{
#ifdef __IPHONE_6_0
    return ( UIInterfaceOrientationMaskPortrait | UIInterfaceOrientationMaskPortraitUpsideDown );
#endif
}

Androidの場合

AndroidManifest.xmlを開き、android:screenOrientationを portraitに変更します。
<activity android:name="org.cocos2dx.cpp.AppActivity"
		android:label="@string/app_name"
		android:screenOrientation="portrait"
		android:theme="@android:style/Theme.NoTitleBar.Fullscreen"
		android:configChanges="orientation">

参考

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