2012年8月6日月曜日

Mac: Mountain Lionにアップグレードしてからの開発ツールの設定

開発用マシンのOSを、Snow LeopardからMountain Lionにアップグレードしました。
XcodeとMacPorts絡みで少しハマりましたが、その他は、あまり心配していたような影響は出ておりません。

Finderのフォルダアクションの設定もそのまま引き継がれています。
それと、テキストエディット.appがちょっと頭良くなってました。

今回は、開発ツール絡みで少しハマったところを書いてみたいと思います。


Xcode4.4のインストール

今まではDeveloperサイトからダウンロード、インストールしていましたが、今回はじめてApp Storeからインストールしてみました。凄く楽ですね。
引き続きDeveloperサイトからのダウンロードも可能です。

Command Line Toolsのインストール

Xcode4.4をインストールしただけでは、Command Line Toolsはインストールされないようです。
Xcodeの「Preferences…」メニューからダウンロード出来るようになっています。

preferences.png

僕はやる前に気づかなかったので、Developerサイトからダウンロード、インストールしました。デベロッパーアカウントを持っていれば、以下からもダウンロードできます。
https://developer.apple.com/downloads/index.action

MacPortsのアップグレード

上記のCommand Line Toolsをインストールしてあれば、portのselfupdateが出来るようになります。
$ sudo port -v selfupdate
いくつかのportコマンドを実行した時に、以下の様な警告がでるかもしれません。
Warning: Your developer_dir setting in macports.conf points to a non-existing directory. Since this is known to cause problems, please correct the setting or comment it and let macports auto-discover the correct path.
macports.confのdeveloper_dirのデフォルト設定は「/Developer」となっているのですが、Mountain Lionには「/Developer」フォルダは無くなっています。
以下のサイトを見ると、ここを空白にしたり、コメントアウトしたりして対処しているので、僕もそれにならいました。


macports.confはデフォルトでは「/opt/local/etc/macports/」フォルダに格納されているはずです。

selfupdateが成功したら、今までインストールしていたportコマンドをアップグレードします。
$ sudo port -v -u upgrade outdated
ImageMagick等、MacPortsでインストールしていた場合は、動かなくなっている場合があります。
しっかり忘れずにアップグレードしましょう。

僕の環境ではPerl5.8のアップグレードに失敗してしまいましたが、その他は大丈夫でした。Perl5.8の問題に関しては、以下から追いかけてみるのが良いかと思います。
https://trac.macports.org/ticket/35320

RMagickの再インストール

RubygemsでインストールしていたRMagickが、ImageMagickをアップグレードしても動かなかったので、いったんRMagickをアンインストールしてから、インストールし直しました。
$ sudo gem uninstall rmagick
$ sudo gem install rmagick

関連情報

0 件のコメント:

コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...