XcodeとMacPorts絡みで少しハマりましたが、その他は、あまり心配していたような影響は出ておりません。
Finderのフォルダアクションの設定もそのまま引き継がれています。
それと、テキストエディット.appがちょっと頭良くなってました。
今回は、開発ツール絡みで少しハマったところを書いてみたいと思います。
Xcode4.4のインストール
今まではDeveloperサイトからダウンロード、インストールしていましたが、今回はじめてApp Storeからインストールしてみました。凄く楽ですね。引き続きDeveloperサイトからのダウンロードも可能です。
Command Line Toolsのインストール
Xcode4.4をインストールしただけでは、Command Line Toolsはインストールされないようです。Xcodeの「Preferences…」メニューからダウンロード出来るようになっています。
僕はやる前に気づかなかったので、Developerサイトからダウンロード、インストールしました。デベロッパーアカウントを持っていれば、以下からもダウンロードできます。
https://developer.apple.com/downloads/index.action
MacPortsのアップグレード
上記のCommand Line Toolsをインストールしてあれば、portのselfupdateが出来るようになります。$ sudo port -v selfupdateいくつかのportコマンドを実行した時に、以下の様な警告がでるかもしれません。
Warning: Your developer_dir setting in macports.conf points to a non-existing directory. Since this is known to cause problems, please correct the setting or comment it and let macports auto-discover the correct path.macports.confのdeveloper_dirのデフォルト設定は「/Developer」となっているのですが、Mountain Lionには「/Developer」フォルダは無くなっています。
以下のサイトを見ると、ここを空白にしたり、コメントアウトしたりして対処しているので、僕もそれにならいました。
- Coderwall : http://coderwall.com/p/pagj2w
- Baker Tech Note : http://tech-baker.blogspot.jp/2012_07_01_archive.html
macports.confはデフォルトでは「/opt/local/etc/macports/」フォルダに格納されているはずです。
selfupdateが成功したら、今までインストールしていたportコマンドをアップグレードします。
$ sudo port -v -u upgrade outdatedImageMagick等、MacPortsでインストールしていた場合は、動かなくなっている場合があります。
しっかり忘れずにアップグレードしましょう。
僕の環境ではPerl5.8のアップグレードに失敗してしまいましたが、その他は大丈夫でした。Perl5.8の問題に関しては、以下から追いかけてみるのが良いかと思います。
https://trac.macports.org/ticket/35320
RMagickの再インストール
RubygemsでインストールしていたRMagickが、ImageMagickをアップグレードしても動かなかったので、いったんRMagickをアンインストールしてから、インストールし直しました。$ sudo gem uninstall rmagick $ sudo gem install rmagick
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