2016年1月9日土曜日

Unity5ファースト・インプレッション

Unity5をはじめた。
UE4をモバイルゲーム開発用に1年近く使ってきたが、とても使いやすい環境だとまでは感じられなかった。そこで一旦、別の開発環境を見てみたいと思うようになった。
そうすることでUE4でストレスを感じていたところがスッキリするかもしれない。

ところでUE4で作ったゲームLittle Umbbyを完成させてほっと一息、と言いたかったが、実はまだアプリの申請が成功していない。なぜだかDistribution用の証明書が正しくないと弾かれてしまった。以下は、Appleから送られてきたメールの一部。
Make sure you have signed your application with a distribution certificate, not an ad hoc certificate or a development certificate. Verify that the code signing settings in Xcode are correct at the target level (which override any values at the project level). If you are certain your code signing settings are correct, choose "Clean All" in Xcode, delete the "build" directory in the Finder, and rebuild your release target.
そうは言われても、証明書もプロビジョニングプロファイルも全てApp Store Distribution用を設定している。Windows版のUE4からipaファイルを書き出しているが、その時のログにもDistribution用の証明書とプロビジョニングプロファイルを使用したと出力されている。さて、あとは何が悪いのだろう?


Unityは3.5時代にちょっと触ったぐらいで、もうほとんど覚えていない。Unity5は使い始めてまだ2日目だが、それだけでもいろいろ感じるところはあった。

  1. エディターの動作が軽い
  2. エディターのメモリ消費量が少ない
  3. とにかく分かりやすい

ちなみにUnity5を試しているマシンのスペックは以下のとおり。メモリ8GBというのが致命的とはいえ、Core i7だし、GeForceだし、そこそこ良いスペックだと思う。

  • MacBook Pro (15-inch, Mid 2012)
  • プロセッサ 2.6 GHz Intel Core i7
  • メモリ 8 GB 1600 MHz DDR3
  • グラフィック NVIDIA GeForce GT 650M 1024 MB

しかしUE4では、このスペックのMacではかなりキツイ。動作はもっさり、メモリ消費量も大きいので、同時にXcodeを起動しようものなら、相当なストレスを感じてやる気が失せてしまう。なので普段はもうちょっとスペックの高いWindowsマシンの方でUE4を使っている。

Unity5は、分かりやすいというのが、一番の魅力かもしれないと思った。何がどこにあるのか整然としているように感じる。
UE4はとにかく、開発者に求められるスキルレベルが高いと感じる。個人開発者がスマホゲームを作ってリリースするという事を前提とすると、システム面にとらわれるスキルと時間の割合が高くなりがちになる気がする。
それに対してUnity5では「簡単に」とか「分かりやすく」というのが文化として感じられる。とは言え、この辺りはまだ使用して2日目なので結論は早過ぎると思うし、ゲームエンジンの性能という面ではUE4の方が良いなと思うところが既に見えてきてはいる。

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