2016年9月8日木曜日

[Review] 美しくも意地悪なウォークスルー Through The Fog

プリミティブなポリゴンの世界をウォークスルーするゲームです。
いわゆるローポリの世界ですが、俯瞰視点で眺めるワールドがシンプルで美しく、ウォークスルーする楽しさがあります。

fog1.png
雰囲気のある世界観

映画トロン(例えが古い)のようなライン(壁)がプレイヤーです。
画面を一回タップするごとに、左右交互に90度ずつカクカクと移動方向を変えることができます。障害物を避けながら、ステージを先へ先へと進み、ゴールへ向かって下さい。

本作の特徴のひとつにカメラワークが挙げられます。単なるプレイヤーの斜め上からだけの俯瞰視点ではなく、右に左に回ったり、上へ下へ動いたり楽しませてくれます。ただ、カメラワークによって、死ぬことも多いのですが…。そこはアート系ゲームにたまにある、突き放した感があるかもしれません。

「雰囲気のある世界観」とは言っても、あまり背景を気にしている余裕はありません。ステージ1から難しい、意地悪だなという仕掛けが次々と待っています。特に3Dパースの効いた画面の奥の方で、プレイヤーキャラを操作しなくてはならない時など、当たり判定の見極めがとても厳しく、思わず苦笑いしてしまいました。

しかしなぜか、リトライしたくなる魅力が、このゲームにはあると思います。

願わくば、もうちょっと難易度を下げていただければ…。



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