2016年11月7日月曜日

[マインドマップ] マインドマップでツールの使い方をメモすると凄い

自分は、アイデアの書き出しから、読書メモ、ソフトウェアの操作リファレンスなど、幅広くマインドマップを利用するようになりました。
マインドマップは、トニー・ブザンが開発した思考ツールです。簡単なルールを覚える他に、道具は紙とカラーペンがあれば、誰にでもすぐに始められます。

以下は、Blenderのモデリングに関係するショートカットの一部をマインドマップにしたものです。

BlenderModeling.jpg
マインドマップ

初めて見ると、ごちゃっと感じるかもしれません。
特に、他人の描いたマインドマップは、他人の脳みその中を覗いているみたいで、正直に言うと、自分は混沌と感じることが多いです。


こういったものは、一見、Wikiなどで表にまとめた方が、使いやすいと思われがちです。確かに、情報を綺麗に並べるというのが目的であれば、表の方が適していると思います。実は、自分も最初はそう思って、Wikiを使ってまとめていました。ですが、並べる項目数(今回の場合は、ショートカット)が増えてくると、表にまとめたものは、使う時にとても不便だということに気づき、垂直型(直線型)情報ツールの限界が見えてきました。

「あのコマンドなんだったかな〜?」「どこに書いたっけな〜?」と探したり、毎回、表の先頭からスクロールして、うんざりしている自分がいました。もちろんページ内を検索して探すということもできますが、それだったらはじめから情報などまとめず、インターネットの世界でググれば良いのではないかという気持ちがありました。逆に、情報をわざわざまとめるのは、その情報を頭の中に記憶しておきたいという、欲求があるからではないでしょうか?

こういう時こそ、マインドマップが役立ちます。
樹木の枝のように張られたマップの根元の方に大きなカテゴリを、先端に行くほど詳細な内容を書いていきます。

mindmap2.jpg

これだけで、情報の検索速度が上がります。マップの枝の根元から見ていき、探している情報が含まれていないと思われる枝から先は、見なければ良いのです。
また、枝の位置も情報を覚えるのに、重要な要素となります。「あの情報は確か、マップの左上あたりに描いたな」と覚えていたらしめたもの、さっとマップの左上を眺めるだけで、目的の情報が見つかるかもしれません。

本当は、紙とペンで描いたマインドマップが見た目最高なのですが、いざやってみると面倒になってきて、続かなくなりました。更に紙に描いていると、紙の端まできて描ききれなくなると、思考が分断されるというのも嫌でした。マップの片方だけ密になって、反対側がスカスカ、ということもよくありました。そういう不満を解消してくれるのが、パソコンやスマフォのマインドマップアプリです。

自分は、現在のところiMindMap 8MindNode 2を使用しています。
どちらも素晴らしいアプリですが、MindNode 2の方が動作が軽快なので、最近はこちらを使用することが多くなりました。(MindNode 2は、Windows版は出ていないようです) iMindMapは、近々iMindMap 10がリリースされるようです。
無料のアプリを使用するのも良いと思いますが、有料でも体験版があるものもありますし、いろいろ試してみて、なるべくストレスなく、自然に使用できるものを選ぶことをお薦めします。

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