2011年10月24日月曜日

Xcode4.2でのDistributionビルド

Worrrm という iPhone/iPod touch 用ゲームを Apple に申請しました。
シンプルにして、短時間で遊べます。
ついついもう一回プレイしたくなるところを狙っていますが、さてどうなることでしょう?
今回、初の Xcode 4シリーズでのアプリ登録だったので、ビルド設定等でつまづいたところをチェックしてみます。

  • Architectures に armv6 を追加し忘れないようにする。デフォルト設定では $(ARCHS_STANDARD_32_BIT) と変数が使われていて分かりづらい。これが armv7 ということらしいですが、では、armv6 は何と記述すればいいのかと悩んでみれば、単に armv6 で良かったというオチ。

  • 静的ライブラリ (cocos2dなど) を別ターゲットでビルドしている場合、その静的ライブラリの Deployment の Skip install を「YES」にする。これを忘れると Validate 前に「does not contain a single–bundle application or contains multiple products」と怒られる。

  • Distribution 用ビルドは、Product → Archive で行う。ビルドが成功すれば オーガナイザーが起動され、Archives タブで Validate チェック及び、Submit が行える。


Xcode 3 と比べて特に注目すべきところは Application Loader を使わなくなった点と、Distribution 用ビルドが Archive という名前にまとめられて、分かりやすくなったところでしょうか。
あとはドキドキしながら Review を待つという点では、以前から何も変わりありません。

2 件のコメント:

  1. いや〜、静的ライブラリのビルド構成についてはほんと助かりました!

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  2. >Black Pearl さん

    お役にたって良かったです!

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