ブラウザにSWFファイルをドラッグアンドドロップしてから、ブラウザの大きさや縦横比を変えた時のFlashの見え方を思い出して頂ければ分かりやすいと思います。
iPhone/iPadの解像度は以下のようになっています。
- iPhone4以前・・・320x480
- iPhone4・・・・・640x960 (Retina対応ソフト時)
- iPad/iPad2 ・・・768x1024
ズッコケ4人もiPadに対応させてみました。
Flashの威力のおかげで、スクリーンの上下に黒帯マスクを追加するだけで対応は済みました。
あと、iPhone4よりも、若干iPadの方がフレームレートが上がりました。うれし〜。
ベクタータイプのムービークリップをビットマップ化するタイミングには注意が必要です。
パブリッシュする前にビットマップ化してしまうと、当然ながらその解像度で固定されてしまうので、大きなスクリーンで表示すると、引き伸ばされて画像が汚くなってしまう可能性があります。
ベクターグラフィックをビットマップ化するのは、ActionScriptからも指定できます。
これだと実行時にビットマップ化されて便利なのですが、デバイスによってその効果の程はまちまちなようです。
PCでは効果が無いというか、逆に遅くなった体験が過去にあります。
displayObject.cacheAsBitmap = true; displayObject.cacheAsBitmapMatrix = new Matrix();cacheAsBitmap はビットマップ化するよ、というフラグです。
cacheAsBitmapMatrix はビットマップ化(レンダリング)する時の基準となる変換マトリクスで、通常は上記のように単位マトリクスを指定するようです。
詳しくは Adobe Helpの AIRでキャッシュされたビットマップの変換マトリクス をご覧になると良いと思います。
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