前回では、Retina画像を一括コンバートするフォルダアクションを作成しました。
今回は、そのフォルダアクションを実行テストしてみます。
まずは、前回作成したフォルダに、適当なRetina画像ファイルをコピーしてみます。
僕はDaikon@2x.pngというファイルを、RetinaConvertFolderにコピーしました。
以下のような結果画面が出れば成功です。
OK以外のボタンを押しても何も起こりませんので、素直にOKを押してウィンドウを閉じて下さい。
RetinaConvertFolderを見てみると、このようになっています。
コピーしたRetina画像ファイルはそのままで、新たにconvertというサブフォルダが作成されています。
convertフォルダの中には、Daikon.pngというファイルが作成されているのが分かります。
画像サイズを比べると、縦横の大きさがちょうど半分になっているのが分かると思います。成功です!
仕様おさらい
ここで一度、コンバーターの仕様をおさらいしておきましょう。- Retina画像ファイルと同じ階層に、convertフォルダを作成してその中に非Retina画像を生成。
この時に、非Retina画像のファイル名からは@2xを除外する。 - Retina画像ファイルがある階層に、convertというファイルが存在する場合、そのRetina画像のコンバートは行わない。結果画面ウィンドウにエラー報告を表示する。
- サブフォルダを再帰的に検索する。
- 〜@2x.png、〜@2x.jpg、〜@2x.tif以外のファイルは無視する。
更なるテスト
Xcodeプロジェクトのリソースフォルダのような幾つかの階層にまたがったフォルダをコピーしても大丈夫でしょうか?試してみます。
ここでは近々リリース予定の「ダイコン抜いて」というiPhoneゲームのResourcesフォルダを、丸ごとRetinaConvertFolderにコピーしてみました。
例によって、若干宣伝入ってます。
結果は以下のようになり、エラー報告もなく、正常にコンバートされたことが分かります。
コピーされたResourcesフォルダです。
中を見ると…(全部見せると恥ずかしいので、重要な部分だけ見せます)
convertフォルダができているのが分かります。
このconvertフォルダには、Resoucesフォルダ直下のRetina画像がコンバートされたものが入ります。
上の階層に戻り、今度はDemosフォルダーの中を覗いてみます。
ここにもconvertフォルダが作成されているのが分かります。
その中には、Demosフォルダー内のRetina画像が、非Retina画像となって格納されています。
以上、簡単にですがテスト結果をお見せしました。
この後、非Retina画像を一箇所にまとめたりしてXcodeプロジェクトに追加する作業は残りますが、大分作業が楽になりました。
良かったらお試し下さい。
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