大変なのは、非Retinaディスプレイ用に、縮小画像を用意しなければならないことです。
今回は、Photoshop CS6ベータとImageMagickで、縮小画像を比べてみました。
オリジナル画像
以下が、テストで用意した画像です。(960x640)写真を比較したものはよく見かけますが、こういったベタが多い直線的な絵での比較は、あまり無いように思います。若干、次回ゲームの宣伝入ってます。
Photoshopでの縮小
イメージ >画像解像度 >バイキュービック法 - シャープ(縮小に最適)を選んで50%に縮小しました。
以下がその画像です。(480x320)
ImageMagickでの縮小
フィルターにLanczosFilterを指定。ブラーに0.9を指定して、画像がシャープになるように調整しました。
以下がその画像です。(480x320)
分かりやすいように赤枠の部分を拡大します。
拡大画像 Photoshop CS6ベータ
画像をくっきりさせようとしてか、オリジナルと比べて色味が鮮やかになっています。くっきりさせるという意味では効果はあると思います。
拡大画像 ImageMagick
これだけ見ると、絵がもっさりしたボケたイメージがありますが、オリジナルと比較すると、忠実度はこちらの方が高く感じます。どっちがいいの?
これ以外にもいろいろ比較してみたのですが、画像が1ドットずれるだけでも印象が変わる場合もありました。当然ながら、使用する画像によっても、印象はかわるでしょう。クォリティで語るならば、もはや使う側の好みで選択するレベルだと思いました。個人的には、ImageMagickの方が好きです。
さて、画像サイズはどうでしょうか?
ImageOptimを使ってEXIFなどの情報を削除して最適化してみた結果が以下になります。
Photoshopの縮小画像の方が、かなり小さいのが分かります。(ImageMagickと比較して約20%減!)
これはiPhoneのアプリ開発者にとっては、なかなか見逃せない数値です。
残念なのはRetina画像と比較してのサイズです。
Retinaと非Retinaの画像を一緒に持つことが、いかに非効率的なのかが、あらためて分かりました。
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